- TOP >
- UTAUについて
歌声合成ツール“UTAU”
“UTAU”は、飴屋/菖蒲氏により開発・配布されている「歌声合成ソフト」です。公開当初は「人力ボーカロイド支援ツール」と称されましたが、後に“UTAU”を正式名称としました。
“UTAU”は、無償ソフトであること、操作性の良さ、迅速な機能修正・追加、などのさまざまな魅力で、徐々にユーザーを増やし続けています。
ボーカロイド・ライクでありながら(設計思想は異なりますが)、いくつかの点ではそれを上回り、いまも開発者が一人とは思えない速度でバージョンアップが進んでいます(ほぼ月に1度ペース)。
'09 4/29にリリースされたv0.2.40では、通称「魚雷」と呼ばれる“ピッチコントロールMode2”を盛り込み、更なる使い勝手の向上を果たし、多くのユーザーから喝采があがっています('09 07/19の最新版はv0.2.43)。
関連リンク
歌声合成ツールUTAU
増殖し続けるユーザー公開「音源」
UTAUで利用できるWAV素材一式は、一般に「音源」と呼ばれます(※または「音声ライブラリ」という呼称も)。歌声合成ツールUTAU
UTAUの大きな特徴のひとつが、この音源を「自分の声を元に作成することが可能」であること。
声の主は一般的に「中の人」と呼ばれます。
公開から1年半を待たずして、すでに100を優に超えるユーザー音源が公開され、いまでも毎週のように増え続けています。
UTAUの魅力は海を越え、海外からも少なくない新音源が届いていることも注目される現象です。
音源には一定のプロフィールが設定されており、UTAUに更なる彩りを加えています。
イラスト1枚と名前のみ設定されているものから、詳細な公式プロフィールデータを添えたものまでの、さまざまなバリエーションが、UTAU最大の魅力のひとつといえます。
音源は、WAV素材のみを用意すればよい、というわけではありません。
一音ずつの波形を、UTAUがどのように利用するかを設定するための「原音設定」という作業が必要になります。
この原音設定の良し悪しによって、音源の使い勝手と品質が大きく左右されるため非常に重要な作業です。
原音設定は、一定の技量を必要とし多少敷居の高い作業ですが、さまざまな個人・団体が徐々に方法論を模索・検証し、情報公開を進めていることにも大いに注目です。 主な活動場所はニコニコ動画 UTAUの主な活動場所は、いわずと知れた「ニコニコ動画」です。
ニコニコ動画、ニコニココミュニティ、ニコニコ大百科などで、UTAUのさまざまな活動を見ることできます。
ニコニコ動画上では既に、ボーカロイド、アイドルマスター、東方Projectという3つの大きなコンテンツリーダーが活躍を見せていますが、UTAUも徐々にその勢力範囲を広げ、さまざまな動画公開・周辺活動が繰り広げられています。
このところ盛んになってきたのは、上の3勢力とUTAUの相互コラボレーション。
親和性の高いボーカロイドは当然のことながら、UTAUとアイマスの「utauM@s」、UTAUと東方Projectの「東方UTAU」などのタグが目に付き始めました。
関連リンク
タグで動画検索 UTAU‐ニコニコ動画(ββ)
同人活動と二次創作
多数の音源には同じだけの数のキャラクターが存在しています。タグで動画検索 UTAU‐ニコニコ動画(ββ)
これらのキャラクターを主に同人界隈の絵師たちが、それぞれの筆致でイラスト化するということは当然の流れでしょう。
UTAUを描く絵師たちは、主にPixiv上で作品を公開しています。
このPixiv上で発展を遂げたタグとして「UTAU支援中」タグがあります。
このタグは、動画作成などへのイラストの利用を基本的に無条件で認めるという意思表示。
沢山の絵師が、UTAUを応援してくれています。
加速するコラボレーション と “UTAU”未来
これまで述べてきたように、UTAUを利用した活動は、中の人、原音設定、絵師、そして動画作成者の間でさまざまコラボレーションを自然と促進させることになります。また他のコンテンツとの相互乗り入れ、海外からの参戦、MMD(MikuMikuDance)などの動画作成支援コミュニティとの交流など、さまざまなレイヤーでのコラボレーションが入り乱れる場所ともなっています。
これらの活動は、ほぼ100%がネット上のブログ、WIKI、SNS、掲示板、各メディアポータルサイト上で非常に活発に行われ、この傾向は、加速が促進することはあっても、決して停滞してしまうことはありえない状況といえます。
UTAUフェスティバル実行委員会は、このネット生まれ・ネット育ちの“UTAU”のさらなる発展を願い、オフラインで展開されているリアルライブやDMT界隈、同人イベント、コスプレイヤーとの交流を促進することをひとつの目的としています。
ネットの海とリアルの大地が出会うとき、どんな新しい“UTA”が生まれるのでしょう。








